頭がよくなりたい

頭がよわい大学生の軌跡

190606.2

1日を有効に使うにはどうすればよいか?

はじめに,講義が1限から5限まである通常の日の時間割を明らかにする.

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大学にいる時間が一日の1/3を占める.それは7.5時間の睡眠時間よりも1時間長い.このように時間を有効に使えるかどうかは大学にいる時間をいかに有効に使えるかが鍵となる.

 では,大学にいる時間を有効に使うとはどういうことか?――はじめにもし大学にいる時間を働いた場合どれほどの費用対効果があるか考えてみる.大学授業料の4年間の総額は5,780,000円(生物工学科).セメスターの学費を求め,15回分で割り,さらに平日5日分で割ると1日9,633円になる.この額は1日に何個の授業を受けても変わらない.1限から5限まで受講したとすると1コマ最低1,926円となる.大学の講義を受けずに働いた場合,大学の授業料と東京都の最低賃金を足しわせた時給2,269円より多くの給料を貰わないと割に合わない.

  このように授業料に見合う学習をすることが時間を有効活用したと言える必要条件だろうか.さもなければ理科大を退学して職業訓練としての専門学校に入りなおすべきである.

  さて,授業料に見合う学習とはなにか?――講義内容を理解することか?それだけでは不十分だ.授業後に講師に質問を投げかけて答えを貰うことまでしてはじめて授業料に見合う学習をしたと言えるだろう.対話は驚くほど効率的な学習法なのである.

 

 結論

 一日を生産的に過ごす必要条件は,講義中およびオフィスアワーに講義内容を完全に理解せしめることである.1日を有効活用するには時間の大半を占める大学講義の内容をその場で理解して(一を聞いて十を知る人間を目指す)オフィスアワーに投げる質問を考えておく.そのためには予習を行い内容を消化するための素地を整えておくことが必要だ.